審美歯科 - 三木市の歯医者 かしはら歯科クリニック


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審美歯科

「笑った時に銀歯が目立つ」「以前治療した差し歯が黒ずんできた」

このようなお悩みを抱えていませんか?審美歯科は、治療というよりは、口元をより美しくみせることを目的としています。例えば、銀歯から白いセラミックスに変えたい!差し歯の色が変色してきていて不自然だから自然な色のものに変えたい!など。口元を美しくしたい方は、お気軽にご相談ください。

クラウン(被せ物)

クラウンは、虫歯の治療などで歯を削った後に被せる人工の歯のことで、一般的には「差し歯」や「被せ物」といった呼ばれ方をしています。 比較的大きな虫歯を治療した後や、根幹治療をした後はこのクラウンによる治療となることが一般的ですが、ケースによってはクラウンではなくインレー(詰め物)による治療となる場合もあります。

▶ ジルコニアセラミッククラウン

ジルコニアとは酸化ジルコニウムを安定化させたもので、宝飾品として知られる人工ダイヤモンドとよく似た成分でできています。強度が金属より硬くて軽く丈夫で、美しさも兼ね備えた最高級の審美性材料として、ヨーロッパやアメリカではオールセラミック治療の主流となっています。歯科以外の分野では、スペースシャトルの断熱保護剤や、F1に用いられる車や人工股関節など約10年以上前から使用されています。

天然歯の色に似ているため見た目が良い(透明感がある)
金属より硬く、軽くて丈夫
金属を一切使用しないため、金属が溶け出すことによる歯茎の変色や金属アレルギーになる心配がない
仮止めで様子を見ることができる(オールセラミックではできない)
色調はオールセラミックより劣る
天然歯より硬いため、周囲の歯や噛み合う歯を痛めることがある
歯を削る量が比較的多い
経年により歯茎が下がり、歯と歯茎の境目が見えてくることがある

▶ オールセラミッククラウン

オールセラミックは、クラウン全体がセラミック(陶器)で出来ている白の陶材のかぶせ物です。金属を一切使用していないクラウンなので、色調の点でもきわめて自然な歯の色を表現でき、前歯など審美性が重要な部分の歯の治療に最適です。また、金属を一切使用していないため、金属アレルギーの方も安心して治療を受けることができます。

透明感があり、天然の色に近い色調で、自然な仕上がりになる
金属を一切使用しないため、金属が溶け出すことによる歯茎の変色や金属アレルギーになる心配がない
好みの白さに調節でき、汚れやプラークが付きにくい
天然歯より硬いため、周囲の歯や噛み合う歯を痛めることがある
割れやすい
歯を削る量が比較的多い
外側は通常の陶材(セラミック)なので、外側が割れる場合がある
経年により歯茎が下がり、歯と歯茎の境目が見えてくることがある

▶ ハイブリッドクラウン

ハイブリッドセラミックは、レジン(歯科用プラスチック)にセラミックの粉末を混ぜた素材です。レジンには変色しやすく破損しやすいという欠点があり、セラミックには硬すぎて接触する他の歯を傷めてしまうという欠点があります。その両者の欠点をうまくカバーした、セラミックの強度と有機材料の粘り強さを併せ持ち素材がハイブリッドセラミックです。ハイブリッドクラウンには、ハイブリッドセラミックのみで作るものやハイブリッドセラミックを金属のフレームに貼り付けたものがあります。

天然歯の色に似ているため見た目が良い
金属を一切使用しないため、金属が溶け出すことによる歯茎の変色や金属アレルギーになる心配がない
硬すぎず、粘り強さを併せ持ち、適度にすり減るため、周囲の歯を傷めにくい
保険適用外の中では比較的費用が安い
色調はオールセラミックより劣る
割れやすい
セラミックに比べ汚れが付着しやすく、経年により変色する(唾液を吸収する)

▶ メタルボンド

メタルボンドは、歯の土台となる部分に金属を使用し、その上にセラミックを焼きつけたものです。土台に金属を用いているため、オールセラミックより強度が高いことが特徴です。審美性はオールセラミックやジルコニアよりも多少劣りますが、丈夫で長持ちするので、より強い力がかかる奥歯の治療に適しています。

天然歯の色に似ているため見た目が良い
中身が金属なので、割れにくく、ほとんどの部位に使用できる
中身の金属に貴金属を使用すれば、金属が溶け出すことによる歯茎の変色、
金属アレルギーなどが起こる可能性が低くなる
ブリッジにも使用できる
色調はオールセラミックより劣る
裏側からは金属が見える
中身の金属の種類によっては、金属が溶け出すことによる歯茎の変色、
金属アレルギーなどが起こる可能性もある
経年により歯茎が下がり、歯と歯茎の境目が見えてくることがある

▶ ラミネートベニア

歯の表面(0.5~0.7mm、エナメル質の範囲内)を薄く削って、セラミック製の薄いプレートを貼り付ける治療方法です。2~3回の来院で終了し、短期間で美しく自然に仕上がる治療法です。そのため、芸能人やモデルの方が多く利用する治療方法です。歯の隙間を埋めたり、歯の形を変えたりすることもできます。

ホワイトニングより歯を白くすることができる
歯の形も整えることができ、前歯の隙間もなくすことができる
痛みを伴わないので麻酔の必要がない
歯を削る量が少なく、治療期間が短い
薄く割れやすいので、強い力のかかる部位には使用できない。 (基本的に使用できるのは、前歯のみ)
歯の形は変えられるが、歯の方向はほとんど変えられない。

インレー(詰め物)

奥歯の小さい虫歯は歯科用プラスチック(レジン)を詰めるだけですみますが、大きな深い虫歯は、型をとってしっかりとした材料で作った「インレー」と呼ばれる詰め物をはめ込まなければいけません。

▶ セラミックインレー

100%セラミック(陶器)により歯の形に作り上げた詰め物です。陶器のため、年数がたっても水分などを吸収せず変色にも強いため、きれいな状態を持続することができます。

▶ ハイブリッドインレー

セラミック(陶器)の粒子とレジン(プラスチック)を混ぜたもので作られた詰め物です。「ハイブリッドセラミックインレー」とも呼ばれており、セラミックインレーよりも柔らかく、対合歯にも優しいというメリットがありますが、色調は多少劣り、唾液を吸収し、経年的に変色します。

▶ セラミックインレーとハイブリッドインレーの違い

ハイブリッドインレーはセラミックインレーと比べると、やや透明感は劣りますが、ほぼ変わらないくらいの違いです。 しかし、ハイブリッドインレーは適度な粘り強さを兼ね備えているため、歯ぎしりや食いしばり等の癖のある方、噛む力の強い方などには、奥歯の詰め物としては最も適しています。

審美歯科治療は自費診療になりますので、費用の目安は自費料金表をご覧ください。

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